2016.01.28
●クリーン・キル●

本日もお立ち寄りありがとうございます。
昨日深夜、茨城の大魔王から、「仔猫いませんかね。急ぎで」と脅し問い合わせがありました。大魔王もね、困った動物および動物で困った人のために24時間365日奮闘してますからね。今回は猫を亡くした知人のために奔走している様子。
で・・・里親募集中の猫。
うーん。ベッドの下の天岩戸で絶賛警戒中のオトナの猫しか思い出せず、おそるおそる「仔猫じゃないとダメですかね」と返したところ、「ダメだ」とのこと。
いま この瞬間。仔猫を拾った方。お電話おまちしております。
写真は猟期終了まで残すところ3週間で、大物を仕留めたロビンソンさん。
この日はなんと2頭も仕留めたそうで、いずれも頭部を一発で仕留めたクリーン・キル。
食用を目的とする狩猟では、内臓の損傷がなく、同時に、血抜きも十分にできる急所に弾を命中させることが理想で、そういう仕留め方をクリーン・キルと言うそうです。
対照的な言葉に、半矢というのがあり、動物は重症をおいつつも逃げ回り、余計な苦しみを与えるばかりか、肉質も悪化し、ヘタをすると回収不能となり、無駄な殺生になることもあります。
さすがロビンソンさん。ぱちんこ玉は外しても鉄砲玉は外さない。クリーン・キルの達人でございます。
さて。琉球イノシシは、内地のイノシシ(100kgを超えることも多い)に比べてとても小さいので、30kgでも大物です。閲覧注意な写真なので、一部画像を可愛く加工してみました。(ピグリンブラント寄生獣風)
同種内における生物の小型化を招く要因として、南方に分布することと、島嶼に分布することが知られていますが、リュウキュウイノシシはどっちにも該当するので、とっても小さいんだと思います。
肉の味は、内地のイノシシよりも琉球イノシシのほうが格段に良いそうです。
なお、ロビンソン小屋情報では、DNA研究の結果、ヤエヤマのリュウキュウイノシシは沖縄本島のリュウキュウイノシシとは違う系統らしいです。
もしかしたら、本島のものより八重山のイノシシのほうがさらに美味しいのかもしれません。
美味しいから刺身で食べちゃうって人も多いようですが、八重山でもイノシシの生食によるヒトの感染症が報告されてますから、皆さま、旅行の際にはご注意を。
とかなんとかやっているうちに、この記事をアップロードする前にマドモアゼル・フランソワーズがベッド下の天岩戸に立てこもる猫パンチをつれていらっしゃいましたね。私、なんか電波みたいなもの飛ばしましたかね・・・不思議。聞けはこの方、一夜のみの掲載で消滅したササミフライの記事も、ちゃんと読んでいてくださっとか。 感謝です。
以上。三鷹・吉祥寺のペットドクター いのかしら公園動物病院の石橋でした。
昨日深夜、茨城の大魔王から、「仔猫いませんかね。急ぎで」と脅し問い合わせがありました。大魔王もね、困った動物および動物で困った人のために24時間365日奮闘してますからね。今回は猫を亡くした知人のために奔走している様子。
で・・・里親募集中の猫。
うーん。ベッドの下の天岩戸で絶賛警戒中のオトナの猫しか思い出せず、おそるおそる「仔猫じゃないとダメですかね」と返したところ、「ダメだ」とのこと。
いま この瞬間。仔猫を拾った方。お電話おまちしております。
写真は猟期終了まで残すところ3週間で、大物を仕留めたロビンソンさん。
この日はなんと2頭も仕留めたそうで、いずれも頭部を一発で仕留めたクリーン・キル。
食用を目的とする狩猟では、内臓の損傷がなく、同時に、血抜きも十分にできる急所に弾を命中させることが理想で、そういう仕留め方をクリーン・キルと言うそうです。
対照的な言葉に、半矢というのがあり、動物は重症をおいつつも逃げ回り、余計な苦しみを与えるばかりか、肉質も悪化し、ヘタをすると回収不能となり、無駄な殺生になることもあります。
さすがロビンソンさん。ぱちんこ玉は外しても鉄砲玉は外さない。クリーン・キルの達人でございます。
さて。琉球イノシシは、内地のイノシシ(100kgを超えることも多い)に比べてとても小さいので、30kgでも大物です。閲覧注意な写真なので、一部画像を可愛く加工してみました。(ピグリンブラント寄生獣風)
同種内における生物の小型化を招く要因として、南方に分布することと、島嶼に分布することが知られていますが、リュウキュウイノシシはどっちにも該当するので、とっても小さいんだと思います。
肉の味は、内地のイノシシよりも琉球イノシシのほうが格段に良いそうです。
なお、ロビンソン小屋情報では、DNA研究の結果、ヤエヤマのリュウキュウイノシシは沖縄本島のリュウキュウイノシシとは違う系統らしいです。
もしかしたら、本島のものより八重山のイノシシのほうがさらに美味しいのかもしれません。
美味しいから刺身で食べちゃうって人も多いようですが、八重山でもイノシシの生食によるヒトの感染症が報告されてますから、皆さま、旅行の際にはご注意を。
とかなんとかやっているうちに、この記事をアップロードする前にマドモアゼル・フランソワーズがベッド下の天岩戸に立てこもる猫パンチをつれていらっしゃいましたね。私、なんか電波みたいなもの飛ばしましたかね・・・不思議。聞けはこの方、一夜のみの掲載で消滅したササミフライの記事も、ちゃんと読んでいてくださっとか。 感謝です。
以上。三鷹・吉祥寺のペットドクター いのかしら公園動物病院の石橋でした。