2016.02.04
●ホワイトアリゲーター●

本日も、お立ち寄りありがとうございます。
昨日の火曜日は、御殿場へと往診に行ってまいりました。ワニのマイクロチップ挿入です。
今回、拉致されたのは、春から九州の動物園に勤務する獣医師と、その大学の後輩の獣医大生の2名。
もし助手が見つからなかったら、例によって藩士を拉致ろうかなと思っていたところへ、野生動物医学会仲間の若手女性獣医師が、「動物園に採用されました!」ってなメールをよこしたもんですから、「じゃぁ ワニ・デビューだ!」と、「ついでに大蛇の採血だ!」と。「なんなら男手も用意しろ!」と。畳み込むような無茶振りに、きょとん としたスキに拉致。
巻き添えで拉致された男子学生は、同じく野生動物医学会の仲間で、鳥マラリアの研究をしているナイス・ガイ。今回の任務でも、よく気を利かせて、的確に動いてくれました。日大の獣医学生さんは、総じて良い子が多い気がします。帰りの道すがらも「現代の日本における、見合い結婚の必要性と、オガサワラオオコウモリの生態について」楽しく語り合いました。
ちなみに・・一言でワニといっても、そんじょそこらのワニとはワニがちがいますので解説しときます。写真のワニはミシシッピアリゲーターのアルビノ個体です。
動物園を含め、日本にはほとんど存在しないタイプのワニで、これからもまず輸入されないと思われる生き物です。ご覧頂いておわかりいただけるように、誰がどうみても特殊な姿のワニです。
こんなオンリー・ワンの個体に対して、特定動物の個体識別措置が、写真判定ではなくマイクロチップの挿入だと言う役所の見解について、私は理解に苦しみます。 このワニが逃げていても、誰も「どこの子だろう?」って悩まないと思います。
まぁ そもそもワニ自体がそんなに飼われていないですから、潜りの違法飼育個体でもない限り、持ち主の特定は容易なはずです。
こうやって無駄にハードルあげるから、潜りの飼育者が増えるという側面もあるのだと 私は思います。
以上。三鷹・吉祥寺のペットドクター いのかしら公園動物病院の石橋でした。
昨日の火曜日は、御殿場へと往診に行ってまいりました。ワニのマイクロチップ挿入です。
今回、拉致されたのは、春から九州の動物園に勤務する獣医師と、その大学の後輩の獣医大生の2名。
もし助手が見つからなかったら、例によって藩士を拉致ろうかなと思っていたところへ、野生動物医学会仲間の若手女性獣医師が、「動物園に採用されました!」ってなメールをよこしたもんですから、「じゃぁ ワニ・デビューだ!」と、「ついでに大蛇の採血だ!」と。「なんなら男手も用意しろ!」と。畳み込むような無茶振りに、きょとん としたスキに拉致。
巻き添えで拉致された男子学生は、同じく野生動物医学会の仲間で、鳥マラリアの研究をしているナイス・ガイ。今回の任務でも、よく気を利かせて、的確に動いてくれました。日大の獣医学生さんは、総じて良い子が多い気がします。帰りの道すがらも「現代の日本における、見合い結婚の必要性と、オガサワラオオコウモリの生態について」楽しく語り合いました。
ちなみに・・一言でワニといっても、そんじょそこらのワニとはワニがちがいますので解説しときます。写真のワニはミシシッピアリゲーターのアルビノ個体です。
動物園を含め、日本にはほとんど存在しないタイプのワニで、これからもまず輸入されないと思われる生き物です。ご覧頂いておわかりいただけるように、誰がどうみても特殊な姿のワニです。
こんなオンリー・ワンの個体に対して、特定動物の個体識別措置が、写真判定ではなくマイクロチップの挿入だと言う役所の見解について、私は理解に苦しみます。 このワニが逃げていても、誰も「どこの子だろう?」って悩まないと思います。
まぁ そもそもワニ自体がそんなに飼われていないですから、潜りの違法飼育個体でもない限り、持ち主の特定は容易なはずです。
こうやって無駄にハードルあげるから、潜りの飼育者が増えるという側面もあるのだと 私は思います。
以上。三鷹・吉祥寺のペットドクター いのかしら公園動物病院の石橋でした。