2016.02.23

●猫の日!  昨日は●

本日もお立ち寄りありがとうございます。

 ネコの国の大使 マドモアゼルフランソワーズは猫の日に何かイベントとかなさったんでしょうかね。猫耳とかつけてチョコレートケーキでも食べてたのかな。

 で・・猫の日。

 なんか雑務に追いまくられているうちに、一日ずれてしまいましたが、猫の日にちなんで、今日は猫ネタ。

 写真は猫の爪切りの残骸です。

 いわゆる巻き爪ってやつは、ギロチン式なんかじゃ切れません。ご存知スワダの爪切りが大活躍でございます。

 巻き爪ってご存知ですよね?

 老齢や関節痛など、何等かの理由で爪とぎができなくなった猫の爪が伸びすぎちゃうヤツ。

 巻き爪の行きつく先は、「パッドに刺さって化膿して痛みで足をひきずる」という症状になります。

 切ってあげる瞬間に、痛みのあまり「うぎゃっ」と叫ぶ猫。  こっちも「ひええええええええええ」ってなります。

 私は基本的に手が器用なので、刺さった爪がグラっとして痛みが走ることのないように、ぶらさずに サクっ スパっと切るように心がけています。

 それでも、刺さった巻き爪を見ると心が痛みます。

 血がボタボタボタってなると余計に心が折れそうになります。

 写真の左上のほうに写ってる1本は、巻き爪のさらに上をいく究極の巻き爪です。もうね。初めてみましたよ。巻き爪の向こう側。

 土下座の向こう側っていうのが映画でありましたけど、巻き爪の向こう側ってのも壮絶ですよ。

 爪が巻く。パッドにささる。さらに伸びて巻いてパッドに深く食い込み、さらにさらに巻いて伸びてパッドを突き抜け、一周まわって もう一回パッドにささる・・・っていうね。

 突き抜けられた上に、内部で太い爪が押し広げて来るもんだから、パッドが広範囲に壊死。

 爪と壊死組織を除去してやったところ、指先が完全に欠損しているのがわかり、腱の残骸がひょろろ~んって垂れ下がりました。

 悪夢です。

 爪を切る前の手の写真もあるんですけどね。

 カナちゃんに相談したら、さすがにそれはお見せしないほうが・・・ってなりました。

 バカで呑気な当ブログの趣旨にそぐわない映像なので自粛。

 以上。三鷹・吉祥寺のペットドクター いのかしら公園動物病院の石橋でした。